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二元性

私は昔から両極というものに興味がある。
それは単純に太陽と月や陰と陽から始まり、あらゆるこの地球上に存在する対極にあるものたち。
人類が出来たとされた時、神が人間に比較というやりかたでそれらの意味を理解させるために生まれた。

もしも、いつも空が暗闇だったら私達人間はどうだろうか。
いつも頭上が夜だったら、まさか煌煌と明るい昼なんて想像すら出来ないかもしれないし明るいという世界を知らない事になる。
その明るいを知るのは暗いというものとセットにしなければ私達人間はわからないのである。

高いというのもそうだ。一方の低いがないと成立しない。
好きも、その反対の嫌いがあるから、誰かに会ったとき私達は「この人は好きだ」「この人は嫌いだ」と過去の比較の結果を持ってまた新しいものを比較するのであろう。

私達はその二元性を実生活で誰に教えられたのでもなく活用する。
しかしこれには大きな落とし穴がある。
両極という事ばかりに人々が執着しすぎたらその間にある中立それを見失う。

私達は円を書く時必ず、コンパスでも何でも点から始まる。
実はその点こそが、両極で言う中立がことの真実だと私は考える。
確かに明るい朝は来る。確かに暗い夜も来る。
しかし朝が来る前の夜明けだったり、夜が来る前の夕暮れの曖昧さ。
この時間達は人を朝へと、夜へと、もっと解りやすく言えば始まりと終わりを人々に用意させてくれる貴重な時間だと思う。

たとえば人間関係で争ったとする。
向こうが圧倒的に悪かったかもしれない、しかしその物事の悪い側面ばかりに目をやって、いい側面に、なかなか人は目を向けがたい。

わたしはそんなワナにはまりかけた時、事の中心を探す。
どこが気持ちのフラットな場所なのか。
そうすると自分自身を早くストレスから救える。

ストレスの多い時代へ。私なりの自分らしさを守る方法だ。

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