相川さんが、ニューアルバムについていろいろとお話をしてくれました。
今回は私の2月16日、記念すべき私の誕生日に発売されるニューアルバム
「The First Quarter」についてのお話です。
このクウォーターシリーズは、私の歌を歌う人生の証であり自分の内側の本当の部分がたくさん詰め込まれています。今回レコーディングをしていて、ラストクウォーターよりももっと自分の内側へ近づく事が出来たように思います。これは、この作品に携わってくれたすべてのミュージシャンの皆さん、エンジニアの皆さん、スタッフのみんなのお陰です。「ありがとう。感謝しています。」
そして、レコーディングをしていく中で「もう詩を書けないのではないのか」という恐怖が私の中からいつのまにかなくなっていきました。自分を解放して自分らしくいることを教えてくれた宇宙にも、「ありがとう。」
いっぱいのありがとうと私のチャレンジがこのアルバムには詰まっています。
限りある響き 作詞 相川七瀬 作曲 高田有紀子
この歌詞は私の中で４年以上温めたものです。その歌詞をある夏の朝見つけて部屋で手直しを加えました。自分の中にあった当時の葛藤とその夏の日の私の葛藤が作品にとって、起爆剤的な役割を奏でました。
高田さんとっては、初めての詞先という作業にもかかわらず、よくこんな素敵な曲を書いてくれたなと感謝しています。デモテープを聞いてすぐにスタジオに駆け込みラフをとった、あの感覚を大事に覚えていたいと思います。
「大好きな人を自分以上に愛してしまったら・・・？」が
この曲のテーマです。
万華鏡 作詞 相川七瀬 作曲 柴崎 浩
柴ちゃん＆七ちゃん旧友コンビです。柴ちゃんの声が私は無条件に好きです。
彼はすごいギタリストです。そしてみんな知らないかもしれないけどボーカリストとしても最高なのさ！
兄弟みたいに顔の似ている２人は出会ってすぐに恋に落ちる。
それも簡単に恋に落ちる。
だってもう２人はお互いを知る前からお互いを知り尽くしているから・・・
リアルな夢 作詞 相川七瀬 作曲 岡野秦也
不思議な夢を見る事がある。しかもすごくリアルで感触や匂いまでがその時のような感覚に陥るくらいの夢を。
自分がリアルの向こう側に取り残されたら・・・・・寂しくなる。
そんな経験をこの曲に残したかった。
なんと、この曲のドラムは村上ポンタ秀一大先生！！
ポンタさんには個人的にすごくかわいがってもらっていますが、まさか
レコーディングに来てくれるなんて夢にも思っていなかったから、すごく
嬉しかったです。そしてもう一曲「祈り」もポンタさんが叩いてくれてます。
RADIANCE MOON 作詞 相川七瀬 作曲 田村謙
この曲には「ありがとう」という言葉が似合うような気がして、「ありがとう」という言葉を意識して書いていたら、このような物語にしました。
こんな風に相手の事を大事に出来れば、傷つけ合う事さえも少なくなるよね。
余談ですがこの曲でじぇにふぁ?が自分のPVを撮りたいなどと言い出しました。
?杖をついて表参道アニベルセルで恋人を待つじぇにふぁ?・・・？？ DONMAI∞DONNMAI 作詞 相川七瀬 作曲 高田有紀子
高田さんに「思いきり朝の歌を書いてみて！」と頼みました。
私の曲は夜が多いから。
しかも、かわいい、がんばっているOLというのがテーマでした。
若干アニメ声と自分では思うのですがまぁこんな曲もあっていいよね。
前向きだよ！生きる事は！
I LOVE YOU 作詞 相川七瀬 作曲 阿部 潤
大好きな坪倉唯子さんにコーラス入れてもらいました。
よくありませんか、こんなシチュエーション。
友達であればある程言えないなんて関係が・・・。
そして言ったら「オレは友達だと思ってた」「私は友達のつもりだった」なんてこと。
そんな風に言うのに、言う前までは恋人のようにお互いが一緒にいる。
なんて思わせぶりなのかしら！
なぜこういった関係は生まれるんだろうか。
SHARING OF LOVE 作詞 相川七瀬 作曲 MICHIKO
FOXTORTのアルバムの作業の時に書いた詩。
ロンドンに行っていた頃の気持ちがこの曲の中にはたくさん含まれています。
誰かの為に生きてみたい。誰かの為になっていたい。そんな気持ちがある。
「誰かを愛した時の静かで揺るがない強い気持ち。」
この曲はこのアルバムにとって私にとって重要な曲です。 祈り 作詞 相川七瀬 作曲 相川七瀬
この曲は、私が随分前に作曲した曲でずっと温めてきました。
これは、主人公の決意表明的な歌です。
大好きな人を、愛して愛して。報われなくても、愛して愛した。
愛した結果は、その人の望む人生と望むパートナーに出会える事を祈る事。
愛の究極はこんな気持ちなのかな。
「幸せを祈る。心からその人の幸せを。」
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